修了生の声
国際流域環境科学特別教育プログラム(修士課程)
- 石倉俊さん, 2011年度修了 (株式会社日水コン)
私は現在、河川や湖沼、ダムの水質を予測するモデルの開発を行っています。
国際流域環境科学特別教育プログラムに在籍中も有機物流出モデルの開発を行っていたので、その経験が大変役立っています。
また、英語での研究ゼミや発表会など、当時大変に思うこともあったのですが、英語はこれから社会で働いていく上で求められていく能力であり、学生時代からそうした場数を踏めたことは良かったと思っています。
私の場合、研究での調査経験や解析技術、プレゼン能力などすべてが現在の仕事内容に活きており感謝しています。
皆で切磋琢磨し自由に研究に打ち込める時期というのは貴重な時であると感じます。ぜひ楽しんで研究に没頭しグローバルな世界へ向けて活躍してください。
- 坂本明子さん, 2011年度修了 (八千代エンジニヤリング株式会社)
私は現在、建設コンサルタントとして、海外(途上国)の廃棄物・下水道関連の業務に携わっています。
建設コンサルタントを含め、建設業界では、海外進出が急速に進んでおり、海外で即戦力として活躍できる人材が求められています。
国際流域環境科学特別教育プログラムでは、アジアの様々な国を対象に研究を行なっています。
私の大学院での研究は、ネパールのカトマンズ盆地における地下水の糞便汚染解析でした。
私の場合は、歴史や文化が違う海外を調査対象とするに当たって、まずは自分の固定観念を捨て、様々な可能性を検討する必要がありました。
そのため、英語の論文をたくさん読みましたし、英語による発表を通し、実用的な英語力を身につけることができました。
また、外国人留学生が多く在籍しているため、彼らの発表を聞くことで、各国の問題に目を向け、グローバル意識を高めることができました。
国際流域環境科学特別教育プログラムでは、海外で活躍するための基礎を身につける環境に恵まれています。
また、何か想いがあれば、それを受け止め、サポートして下さる温かい先生方や仲間もいます。
国際流域環境科学特別教育プログラムで国際人としての専門性・英語力を磨いた皆様と、海外のどこかで一緒にお仕事ができることを楽しみにしています。
国際流域総合水管理特別コース(博士課程)
- Guoqiang WANG さん, 2007年度修了 (Beijing Normal University)
The invitation of giving some comments to UY-ICRE recalled the days of studying in Yamanashi to me. The memories of those days are still clear like just happened yesterday. I still remember the first day I arrived in Kofu, Ms. Iijima picked me up at the station and bought me the first food in Japan. The next several days, I met Prof. Takeuchi and a couple of guys who became my good friends. And one year later, I met Prof. Ishidaira, the key person of our group. The members of COE research team came from different countries, while all of us enjoyed scientific cooperation and daily friendship. The different backgrounds of COE (and later GCOE) students brought their new ideas to the research and help us understand one thing from various points of views. I enjoyed the three wonderful years of my doctoral course in Yamanashi and a life-time friendships with the COE friends. In 2009, I returned Beijing Normal University and started my own teaching, while all our COE friends still contacted each other frequently through email. There are many stories that I want to share with the new GCOE doctoral candidates, but the best way to enjoy these stories is cherishing your time during the doctoral course.